
Patti Smith working recording underwater at the Tamagawa Josui
パティ・スミス(Patti Smith)は東京・三鷹を訪れ、太宰治が旅立った「玉川上水」の水中の音を録音しました。コラボレーターである現代音響芸術集団「サウンドウォーク・コレクティヴ」のメンバーと共に録音したことをSNSで報告しています。
スミスとサウンドウォーク・コレクティヴは、10年以上にわたってコラボレーション・プロジェクト「コレスポンデンス(CORRESPONDENCES)」を行っており、さまざまな地理や歴史、自然環境を横断する作品をエキシビションとパフォーマンスの2形式で発表しています。スミスの今回の来日もこのプロジェクトのためのものでした。
今後、プロジェクト「コレスポンデンス」に、今回録音した「玉川上水」の水中の音が使われるのかもしれません。
以下、スミスの投稿より
「これはステファン(サウンドウォーク・コレクティブ)と共に、玉川上水で水中の音を録音しているところです。
その後、コーヒーと本、川のせせらぎの音、太宰治を見つけ、別れを告げました」