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ブルース・スプリングスティーン 新ツアー開幕で「無能で反逆的な」トランプ政権を激しく批判

2025/05/15 09:31掲載(Last Update:2025/05/15 11:16)
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Bruce Springsteen (Photo by Harold Feng/Getty Images)
Bruce Springsteen (Photo by Harold Feng/Getty Images)
ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)の新しいツアーはトランプ政権への激しい批判で幕を開けました。初日5月14日の英マンチェスター公演では、ステージに登場した直後、演奏が始まる前に、スプリングスティーンはトランプ大統領とその政権に対して厳しい言葉を口にしています。

「今夜、偉大なるEストリート・バンドは、危険な時代に、芸術、音楽、ロックンロールの正義の力を呼び起こすためにここにいる。俺の故郷、俺が愛し、俺が歌い続けてきたアメリカ、250年間希望と自由の灯台であったアメリカは、現在、腐敗し、無能で、反逆的な政権の手中にある。今夜、民主主義と俺たちのアメリカの最高の経験を信じるすべての人々よ、俺たちと共に立ち上がり、権威主義に反対の声を上げ、自由の鐘を鳴らそう」

そこから、スプリングスティーンとEストリート・バンドは「Land of Hope and Dreams」と「Death to My Hometown」を続けて演奏しました。

セットリストの後半、「My City of Ruins」を演奏する前に、スプリングスティーンはこう観客に語りかけました。

「世の中では、非常に奇妙で、異常で、危険なことが起こっている。

アメリカでは、言論の自由と反対の声を上げる権利を行使する人々が迫害されている。これは今起こっていることだ。アメリカでは、最も裕福な人たちが、世界で最も貧しい子供たちを病気や死に追いやることに満足している。これは今起こっていることなんだ。

俺の国では、彼らは忠実なアメリカ人労働者に苦痛を与えることにサディスティックな喜びを感じ、より公正で道徳的な社会に導いた歴史的な公民権法を後退させている。彼らは偉大な同盟国を見捨て、自由のために闘う人々に対して独裁者の側に立っているんだ」